新潟初中創立40周年祝賀の集い、盛大に祝う |
新潟朝鮮初中級学校創立40周年を祝賀する集いが9月28日、同校運動場で行われた。 総連中央教育局の梁玉出局長、教職同中央の趙澣柱委員長、教育会中央の具大石会長、総連新潟県本部の李主R委員長、新潟初中の玄英昭校長、同校教育会の朱敏昌会長と歴代校長、近隣の総連本部委員長と朝鮮学校校長、県下の活動家と同胞、学父母、生徒、「朝鮮学校を支援する新潟県民の会」のメンバーと日本市民ら約1200人が参加した。 集いでは、同校の卒業生らで構成された学校創立40周年記念行事実行委員会のメンバーが紹介され、総連新潟県本部の李主R委員長が祝辞を行った。 続いて、来ひんを代表して「朝鮮学校を支援する新潟県民の会」代表委員である斉藤正美・「新潟県平和運動センター」議長があいさつし、篠田昭・新潟市長の祝賀メッセージが紹介された。
集いでは、実行委員会の劉宗秀委員長が報告を行った。 劉委員長は、同校が歩んできた40年の歴史を振り返りながら、半年間に及ぶ実行委員会の活動内容を紹介した。 また、500万円を超える基金を集め学校施設の整備などに貢献したことや、食堂のテーブルとイス、倉庫を寄贈したオモニ会の活動など、卒業生をはじめとするすべての組織と同胞、日本市民らが学校創立40周年を輝かせてくれたと強調した。 そのうえで、在日朝鮮人運動の生命線であり同胞と生徒たちの貴重な財産である学校を、これからも力を合わせて守り、地域同胞社会の明るい未来のためにがんばっていく決意を披露した。 集いでは、各機関、団体から贈られてきた祝電が紹介されたほか、市民団体からの祝賀金が手渡された。 また、学校施設の改修工事を担当した東海建設の朴載達社長に記念品が贈呈された。 朝・日親善の象徴
祝賀する集いに続いて、新潟朝鮮初中級学校創立40周年記念・日朝文化交流市民の集い「ミレフェスティバル2008」が行われた。 山ノ下中学校吹奏楽部の演奏で幕を開けた集いでは、玄校長が開会の辞を行った。 続いて、新潟初中生徒たちの独舞と三人舞、桃山小学校生徒らの合唱、茨城朝鮮初中高級学校学区の各学校舞踊部の群舞、茨城朝高声楽部の合唱、新潟初中のすべての生徒と教職員らによる農楽舞が披露された。 2部では、元新潟初中舞踊部メンバーによる群舞と金昌幸さんによるジャグリングショー、東京朝鮮歌舞団の公演などが行われた後、抽選会が行われた。 集いではオモニ会の成千佳会長が閉会のあいさつを行い、今回で11回目となる「ミレフェスティバル」は朝・日親善の象徴になっていると述べながら、これからも学校のため、民族教育のためにがんばっていく決意を語った。そのうえで、日本市民らに朝鮮学校に対する支持と理解、声援を送ってくれるよう訴えた。 終始盛り上がった学校創立40周年記念行事は今後、新潟の民族教育発展のための大きなきっかけとなるだろう。【新潟初中】 [朝鮮新報 2008.10.14] |