日本学校の教員ら 朝鮮学校で教育研究会 |
授業参観、分科会など 福岡県教職員組合北九州北部支部教育研究集会が6月14日、九州朝鮮中高級学校と北九州朝鮮初級学校で行われ、日本学校の教員70余人が参加した。 研究会が朝鮮学校で行われるのは初めてで、地域の「朝鮮学校を支える会」との交流を経て実現した。午前中は両校の授業を参観した。 研究会では九州朝高元校長の金光正さんが「福岡県における民族教育の歴史と未来に向けての課題」について講演した。 参加者たちは「民族教育の必要性を、歴史的背景を通じて認識した」「民族教育や朝鮮学校について理解を深めることができた。学校で生徒たちにも伝えたい」と感想を述べた。 その後、両校の教員らも参加し分科会が行われた(写真)。平和教育、学校保健、障がい児教育、日本語、社会、理科、数学、平和と平等教育、総合学習・教育課程、自由活動と教育改革、教育条件整備の運動、職場学校づくりと地域といったテーマに分けて活発な意見交換が交わされた。 また、教育問題での協力と連携を深め、今後も実効性のある研究会を行っていくことを決めた。【北九州初級】 [朝鮮新報 2008.6.30] |