日本の教育関係者、四国初中を訪問 |
朝鮮学校への理解深める
徳島県を中心とした四国4県の日本の教育関係者たちが10日、四国朝鮮初中級学校を訪問し、交流を深めた。 2004年から始まった交流活動は、「日朝友好徳島県民フォーラム」の朝田峯央事務局次長の呼びかけに徳島県教職員組合が中心となって行われてきたもので、今回で4回目となる。 当日は悪天候にもかかわらず、徳島(7人)、高知(5人)、香川(1人)、愛媛(3人)からそれぞれ車に分乗し、高速道路で約3時間かけて四国初中を訪問した。 参加者らは午前中、授業を参観。昼食時、食堂で学校側が準備した食事をしながら、教師、生徒たちとの会話を楽しんだ。午後には、教師やオモニ会役員との交流会が行われ、学校の沿革や現状などの報告に続き、参加者全員が感想を述べるなど活発な意見交換が行われた。 参加者らは、「教師と生徒の信頼関係をかいま見ることができた」「初級部1年生が朝鮮語で生活していることに驚いた」「朝鮮学校が置かれている厳しい現状を知ることができた」などと感想を述べた。 参加者らは最後に、気持ちを込めた支援金を学校側に贈り、来年はもっと多くの人たちに呼びかけて同校を訪問しようと決意を新たにしていた。 【徳島支局】 [朝鮮新報 2008.2.27] |