新たな在留管理制度、「こころとマウムエピソード大賞」など

　「人権と生活」Vol．２７が発刊された。

　今号の特集は、「新たな在留管理制度、在日朝鮮人の法的地位は」と「こころとマウムエピソード大賞」の２本立て。最近、新たな在留管理制度と在留外国人台帳制度における「特別永住者」らの扱いについて日本政府内で検討されていることを受け、在日朝鮮人の在留制度が本来どうあるべきかについて、入管法と外登法の歴史的変遷などと共にまとめている。

　また、人権協会が企画した懸賞募集「こころとマウムエピソード大賞」の審査結果と各受賞作品をすべて紹介している。

　このほか、日本社会の各分野で幅広く活躍する人権協会会員の活動紹介や、在日同胞の権利と生活に関わるさまざまな問題を解説した論考なども掲載されている。

　頒価８００円。問い合わせは在日本朝鮮人人権協会事務局（TEL　０３・３８３７・２８２０、Eメール＝jinken94@yahoo.co.jp）まで。

［朝鮮新報 2008.11.25］