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32番目 山形県青商会結成 同胞社会の未来のため30代同胞青年の団結を

 在日本朝鮮青年商工会の32番目の地方組織として、山形県青商会が9月26日に結成された。同会は今後、各地の青商会と連携し、若い世代を中心に同胞社会と子どもたちの未来のための活動に取り組んでいく。

3つの活動方針示す

山形県青商会結成総会の参加者たち

 山形県の同胞青年たちは、朝鮮建国60周年を迎える9月の青商会結成に向けて、準備委員会のメンバーらが会員対象者たちを訪問し、意見交換をしながら結成準備を進めてきた。

 総連山形県本部会館で行われた結成総会には、19人の会員が参加。金永三県本部委員長をはじめ各団体の代表たち、青商会中央の姜泰龍会長と幹事たち、青森、宮城、福島、茨城、東京、京都の代表たちがかけつけ結成を祝った。

 来ひんを代表しあいさつした姜泰龍会長は、「同胞数が少ない山形での結成は各地の会員や同胞たちに大きな力と勇気を与える。会長を中心に一つになってより多くの30代同胞青年たちを網羅し、山形に新しい風を起こしてほしい」と激励した。

 続いて、金永三委員長が第1期役員らを発表した。

 初代会長に選ばれた朴英浩会長は、参加者らに謝意を表しながら「一つひとつ階段を登る気持ちで、青商会ネットワークの力と智恵を借りつつ行動に移したい」と語り、@30代同胞青年たちの親ぼくと交流、A民族教育文化事業、B経済生活支援事業の促進を活動方針の柱として提示した。

 朴会長は「1世、2世が築いた組織と同胞社会、諸般の民族権利を新しい世代の団結した力で守り発展させることを自らの使命と心え、同胞青年ネットワークと信頼関係を構築し、同胞青年が活躍する豊かな同胞社会を創造するために役割を果たしたい」と決意を述べた。

 総会では青商会の紹介DVDが上映され、「ミレプロジェクト2007」に関する解説が行われた。また2部では宴会が、翌27日には結成記念ゴルフ交流会が行われ、互いに親ぼくを深めた。【山形支局】

[朝鮮新報 2008.10.1]