青商会、朝鮮五輪委に「ヘアロ」グッズ贈呈 |
「五輪ともに応援しよう」 【平壌発=鄭茂憲記者】青商会の代表らが、北京五輪での朝鮮選手の活躍を期待して朝鮮五輪委員会関係者に、青商会が作った「ヘアロ」ブランドのTシャツ2000枚と帽子800個を贈呈した。Tシャツの贈呈式が12日、平壌の青春通りにある卓球競技館会議室で行われた(写真)。 祖国を訪問した青商会中央の玄大植幹事長と李福学副幹事長、金世鎮副幹事長兼京都青商会幹事長が青商会会員を代表して朝鮮オリンピック委員会のパク・チャンナム副委員長にTシャツと帽子を渡した。 Tシャツと帽子は北京オリンピックに出場する朝鮮代表選手と応援団メンバーに贈られる。 Tシャツには、前面に「ウリハムケ(ともに)」という文字がプリントされている。 青商会の代表たちは、これには「北京オリンピックで北、南、海外がともに応援しよう」という願いが込められていると述べた。 Tシャツを受け取ったパク副委員長は青商会代表たちに謝意を表し、「『ウリハムケ』Tシャツを着てオリンピックでいい結果を出したい」と話した。 豊かな同胞社会を築くために多様な活動を繰り広げている青商会では、昨年から「未来プロジェクト」を展開している。「ヘアロ」ブランドはこのプロジェクトの一環であり、その販売収益を通じて同胞社会の人材育成に対する財政支援を行うことを目的としている。そのブランドの最初の商品が北京オリンピック応援のための「ウリハムケ」Tシャツと帽子だ。 青商会は今後、「ヘアロ」ブランド商品を在日同胞だけでなく、より広い範囲で販売していく予定だという。 玄幹事長によると、「『ウリハムケ』Tシャツは自主統一、平和繁栄の新時代を北、南、海外がともに切り開こう、北京オリンピックで北、南、海外が一緒に応援しようという青商会のアピールが具体化されたもの」だという。玄幹事長は「Tシャツを贈ることは、祖国の統一についてわれわれのような新世代の在日同胞がどのように寄与するのかを再び考え、決意を固めるきっかけになる」と語った。 [朝鮮新報 2008.6.27] |