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鳥取青商会主催の「トトリ会」 家族同士の親睦深める

 鳥取青商会の家族ぐるみの交流会である「トトリ会」の第2回バーベキュー大会が3月30日、大山フィールドアスレチックで行われた。当日、天候には恵まれなかったもの、集いには30代を中心に幅広い世代の同胞ら51人が参加した(写真)。

 今回の集いは、家族同士の親睦と共に岡山朝鮮初中級学校を卒業した2人の生徒の広島朝鮮初中高級学校への入学を祝う目的で行われた。

 集いでは、張修次会長があいさつ、乾杯の音頭を取り、参加者らがバーベキューを楽しんだ(写真)。続いて、姜武一副会長が2人の卒業生に体操服とかばんの目録を、日本中学校を卒業して医師を目指そうと日本の高校に進学する日校生に図書券をそれぞれ手渡し、卒業生がそれぞれ決意を述べた。

 また、青商会のメールマガジンやコッポンオリクラブの紹介、ミレプロジェクトの「ヘアロ」統一グッズ販売事業についての説明があり、今後も地域ネットワークを築きながら全国的な活動にも合流していこうと訴えた。

 集いでは、常任幹事たちが各テーブルを回りながら、子育てや子どもの教育に関する相談、同胞同士の交流の必要性などを訴えた。

 実行委員たちは、同胞たちに「これからも青商会が企画する催しには参加しないとさびしいし、損した気分になる」「青商会が企画するイベントは間違いない」と言ってもらえるようニーズに合った活動を行っていこうと決意を新たにした。

 今回の集いは、総連や女性同盟、朝青員たちのサポートもあり、成功裏に行われた。会を主催した青商会では、2001年から続けてきた「トトリ会」の活動をさらに活性化するため、年に4回ずつ催しを行うことを決め、今回のバーベキュー大会はその一環として行われた。【鳥取青商会】

[朝鮮新報 2008.4.28]