総連京都府本部 「ウトロ同胞支援募金運動」展開 |
同胞愛で協力を! 日本の植民地統治時代に軍用飛行場建設が行われた京都・ウトロは、建設工事のために連行されてきた朝鮮人労働者の子孫と縁故者たちが解放後も行くあてなく暮らしてきた土地だ。しかし、日本政府は歴史的事実を一切無視し、住民たちを「不法占拠者」扱いし退去を迫ってきた。 ウトロの土地と住民の生存権を守るため総連と在日同胞、日本市民と南朝鮮などのさまざまな人権団体が支援してきた結果、昨年末に地権者が交渉に応じ、ウトロの半分の土地を5億円で売却すると約束した。 住民は強制退去の危機から一時的に免れているものの、売却期限が迫るなか、これまで集まった募金に加えてさらに数千万円を要する状況にある。 こうした状況下、総連京都府本部は21日、不足分を補うことを同胞の権益擁護と生活安定のための活動の一つ、過去清算の問題の一環として捉え、「ウトロ同胞支援募金運動」を展開することを決めた。 同本部は、各組織と幅広い同胞たちに運動への協力を呼びかけている。 募金口座 ●京滋信用組合 本店営業部 (普)1144639 ウトロ同胞支援募金運動推進本部 キムスファン ●郵便口座 00930−6−270573 キムスファン [朝鮮新報 2008.1.21] |