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「受け皿」増やし地域活性化

金昌吾さん 大阪・中東ソフトボール協会初代会長

 23年前、八尾市の同胞らを集めて府の同胞ソフトボール大会に出場したのをきっかけに、中東ソフトボール協会を発足。初代会長に就任。会長を19年間務め、選手としても活躍。今年も何度か打席に立ち健在ぶりをアピールした。

 「発足当初から同胞らの親ぼくを図るとともに、地域の活性化を目標に掲げてきた。おかげでいろんな多くの同胞と出会えた」

 とくに総連支部や分会と距離を置いていた同胞、日本学校を卒業した同胞らの家に何度も足を運び、同胞の輪に入り共に助け合って生きていこうと誘い続けた。

 現在の会長もそうして出会った同胞の一人。「(初代会長の)熱い気持ちに心を打たれた。今では感謝している」と述べる。

 「協会は一つの受け皿。こうした受け皿をどんどん増やしさまざまな同胞と関わっていくことが大事」(金さん)(泰)

[朝鮮新報 2007.12.10]