朝大生の栄養を管理 |
余裕華さん 栄養士 朝鮮大学校の食堂では、毎回800余食が出る。毎食のデータをコンピューターで管理し、学生たちの年齢や健康、好みに合わせた食事をまかなえるように工夫を凝らしている。 同校の短期学部を経て、今年の3月に栄養士の資格を取った。4月から同校理事会供給部で栄養士として働いている。考案した新メニューの評判は上々。「全食、一定のラインで美味しいものを提供できるように、土台をしっかり築きたい」。 また児童らの栄養管理や、共働きのオモニらの負担を減らすためにも、「各地の朝鮮学校で、給食が普及されれば」という思いも抱いている。 レシピ考案や勉強などで忙しくても、「そこに学生の姿があるから」仕事に精が出る。3年間の実務経験を積んだ後に国家試験を受け、管理栄養士の免許取得を目指している。(裕) [朝鮮新報 2007.12.3] |