top_rogo.gif (16396 bytes)

科学的不正の訂正を

永好和夫さん 熊本朝鮮会館問題を考える市民の会

 早稲田大学卒、51歳。大学では化学を専攻、17年間をその探求に費やした。地元熊本で予備校講師を務めるかたわら、熊本朝鮮会館問題に取り組むなど日朝友好に尽力している。

 「現代において戦争は『民主主義的』に行われる」と、教育に携わる者として、科学者として危機感を募らせている。

 先日、論文「横田めぐみさんの遺骨問題における科学的考察と今後の課題」を発表した。

 世論、国家の目が怖くて何も言えない、何も書けない雰囲気が作られていることは十分に承知の上だ。しかし「日本政府はDNA鑑定を実験科学の方法論に従って実験を行い、実験に関する詳細をすべて公開して科学的客観性を明らかにしなければならない」と政府のDNA鑑定の問題点を厳しく指摘する。

 「科学的不正は訂正されなければならない」と強く訴える。(丘)

[朝鮮新報 2007.11.19]