連続金賞の陰にある努力 |
高佳恵さん 大阪朝鮮第4初級学校教員 1〜2日に行われた第40回在日朝鮮学生中央芸術コンクールの優秀作品発表公演の舞台で、大阪朝鮮第4初級学校の舞踊部による「統一列車が走るよ」(創作)が披露された。 以前勤めた西大阪、生野初級でも舞踊部を担当した。赴任先が移った現在も同コンクールで金賞を受賞し続け、今年で連続15年目になる。優秀作品の受賞歴も数限りない。 しかし、指導を始めた頃は舞踊経験が浅く、コンクールでの講評も「熱意は感じられるが、舞踊を知らない」というものばかり。その後、「自分が舞踊を知らないせいで生徒たちに寂しい思いをさせてはならない」と、夜は文芸同での練習に励み、舞踊の本も読みあさった。その功が奏し、4年目にして金賞を初受賞。今に至る。 授業、担任を受け持ちながら部活指導にも精を出す。「どんなに疲れても、一生懸命に練習する生徒たちの姿があるからがんばれる」とほほ笑んだ。(裕) [朝鮮新報 2007.11.12] |