みんなの喜ぶ姿がうれしい
ネイル・エステサロン・スクールオーナー 姜純姫さん
「人が喜ぶことをしたい」。女性同盟足立支部の60周年を祝う集いの場にネイルアートを無料で奉仕する姜純姫さん(38)の姿があった。
「手は鏡がなくても見える部分」「手先一つでその人の印象も変わる」と語りながらピンク、黄、水色…カラフルなマニキュアや爪やすりなどを器用に操る。
1人目の子どもを身ごもった10年ほど前から美容に携わり始め、2人目を身ごもった時にネイルアートの勉強を始めた。
「働き詰めだったくたびれたオモニの手をきれいにしてあげたいと思った」
初めは趣味で家に来るお客さんたちに施していた。その後、自宅を改装しホームサロン・ネイル&エステ「ベル・ファンム」を開いた。
人気は口コミで広まり、今では25人のスタッフを抱えスクールも営むオーナーに。昨年10月には埼玉県草加市に店舗をオープン。「今後も店舗を増やし、より多くの女性たちの喜ぶ顔が見れれば」とほほえんだ。
[朝鮮新報 2007.7.9]