ソマリア沖海賊襲撃事件 「反テロ朝米協力の象徴」 |
10月29日、ソマリア付近の海域で朝鮮の貿易船「大紅端」号が海賊の襲撃を受ける事件が発生した。 「大紅端」号の乗組員は海賊に反撃を加え、事件発生翌日の30日、占拠された船を奪還した。また、周辺海域にいた米海軍駆逐艦「ジェームス・E・ウィリアムス」が朝鮮側の救援要請を受け現場に出動、朝鮮側の海賊制圧行動をサポートした。戦闘の過程で海賊1人が死亡、朝鮮側も6人が負傷した。 朝鮮中央通信は8日、同事件に関する詳報を発表した。朝鮮中央通信は事件の経緯を詳しく紹介、米国側が負傷者救護などに助けの手を差し伸べてくれたことについてありがたく思うと謝意を示した。また、今回のケースは「テロとの戦いにおける朝米協力の象徴になる」と指摘し、今後も朝鮮側は「反テロ闘争で国際的協力を継続していく」と表明した。 [朝鮮新報 2007.11.12] |