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南、日本にステルス機配備 米軍が朝鮮半島内外に機動展開

各種航空演習も

 5日発朝鮮中央通信が軍事消息筋を引用して伝えたところによると、最近、米国が南朝鮮とその周辺に武力を大々的に機動展開して朝鮮を先制攻撃する企図をいっそう露骨に現している。

 さる1月、米本土からF117ステルス戦闘爆撃機1個大隊と支援兵力300余人を南朝鮮に実戦配備した米国は、2月に入って海外からF15戦闘爆撃機、F/A18要撃機編隊を駐南朝鮮米空軍基地に機動展開した。

 現在、この戦闘爆撃機、要撃機編隊は群山と水原、亀尾、釜山一帯の上空を作戦舞台にして地形習熟、航法飛行、地上対象物打撃演習を行っている。

 これに乗じて1、2の両日、250余機の南朝鮮駐屯米軍第7航空軍戦闘機連隊のF16戦闘爆撃機、A10攻撃機は群山、論山、天安、唐津一帯の上空と原州、醴泉、平昌一帯の上空を飛行しながら、空中戦、近接航空支援、地上対象物打撃演習を行った。

 一方、米国は10日まで日本の沖縄県嘉手納の米空軍基地にF22Aラプター・ステルス戦闘爆撃機を機動展開させるための準備を進めながら、横須賀港にすでに展開されている空母キティホークのほかに、超大型空母レーガンを追加投入しようとしている。

 同時に、グアム島から発進したB52戦略爆撃機は米本土とグアム島との間を重複飛行しながら朝鮮半島を標的にした長距離飛行演習を行った。

 朝鮮中央通信の報道は、「米軍のこのような動きは、朝鮮を先制攻撃するための危機づくりの段階から実動の段階へ急速に移行していることを示している」と指摘した。

[朝鮮新報 2007.2.9]