全国知識人大会で課題提示 2012年 「強盛大国の大きな扉を」 |
【平壌発=呉陽希記者】「全国知識人大会」が11月30日〜12月1日に平壌で開催され、金日成主席生誕100周年になる2012年を「強盛大国の大きな扉」を開く年に設定した。
このような目標設定が公開されたのは初めて。 報告をした朝鮮労働党中央委員会の崔泰福書記は、1992年以来15年ぶりとなる今大会の開催について、「金正日総書記の崇高な構想と意図、鉄の意志」が込められていると前置きし、「経済問題、人民生活問題解決に力を入れ、この分野が高い水準に至ってこそ強盛大国の大きな扉を開いたと言うことができる」と指摘した。 そして、「経済の主体性」を強化する問題、「われわれ式の経済管理方法」を改善完成する問題、核心基礎技術を発展させる問題について強調し、文化分野においては「新しい開花期」を切り開く課題を提示した。
大会には全国各地の各部門の知識人、活動家が参加し、また、在日本朝鮮社会科学者協会(社協)の金和孝会長を団長とする在日本朝鮮知識人代表団も参加した。 大会では朝鮮労働党中央委員会の祝賀文が伝達されたあと、報告と討論が行われ、前回の大会以来、知識人が収めた成果と経験が総括された。また、強盛大国建設において知識人が果たすべき役割について討議された。 当面の課題として、来年に迎える朝鮮創建60周年を「わが祖国の歴史にはなかった勝利者の大祝典」(祝賀文)として輝かすことが強調された。 [朝鮮新報 2007.12.5] |