北南総理会談合意書(骨子) |
1、北南関係を相互尊重と信頼の関係へと転換、統一志向的に発展させていくための措置を講じる ・6月15日を民族の記念日として制定するため必要な措置を講じる ・当局、民間合同の6.15宣言発表8周年記念行事をソウルで開催 ・法的、制度的装置の整備問題を協議 ・各分野の対話と接触を活性化、当局が議会会談を支援 2、西海の一定水域を平和水域に設定し、2008年上半期中に共同漁労事業に着手する。「西海平和協力特別地帯推進委員会」を構成する。 3、民族経済の均衡発展と共同繁栄のための経済協力を推進する ・08年から開城−平壌高速道路、開城−新義州間鉄道の補修に着手 ・安辺地域での船舶ブロック工場建設を08年上半期中に着手 ・08年中に開城工業地区2段階建設に着手、地区の通行手続きを改善、インターネットと有・無線電話サービス開始 ・07年12月11日から汶山−鳳東間の鉄道貨物輸送を開始 ・経済協力共同委員会第1回会議を12月4〜6日までソウルで開催 4、社会文化協力推進委員会を構成し、歴史、教育、科学、スポーツなど幅広い協力を推進する 5、08年を迎えて離散家族のビデオレターを試験的に交換する。11月28〜30日まで第9回赤十字会談(金剛山)を開催、12月7日に金剛山面会所の双方事務所の竣工式を行う。 6、自然災害発生時の相互通報、被害拡大防止措置、被害復旧で協力する 7、第2回総理会談を08年上半期中に平壌で開催する 8、同合意書は双方の合意によって修正、補充可能であり、文書交換時から効力を発生する [朝鮮新報 2007.11.19] |