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6者会談経済・エネルギー作業部会

支援の内訳、方式など論議

 6者会談経済・エネルギー支援作業部会が10月29〜30日まで板門店南側地域の「平和の家」で行われた。

 同作業部会は6者会談での合意にしたがって朝鮮側に提供される経済・エネルギー支援について協議するもので、現在まで2回開かれた。今回の会議では、朝鮮側に提供される重油95万トン相当の支援の具体的な内訳と提供方式などが話し合われた。

 会議議長国である南朝鮮のイム・ソンナム団長によると、参加国は95万トン相当の支援を45万トンの重油と50万トン分の非重油支援に分け、重油支援は毎月5万トンずつ提供することで合意したという。また、50万トン分の非重油支援はエネルギー関連の設備と資材を提供することで一致。これと関連して、朝鮮側は要求する設備と資材のリストを会議に提出したという。

 6者会談参加各国は「2.13合意」に基づき、朝鮮側の行動措置に相応する形で重油100万トンに相当する経済・エネルギー支援を行うことになっている。南朝鮮側がまず重油5万トンの支援を実施し、続いて中国が同様の支援を行った。米国側も10月に入り5万トンの重油の輸送を始めた。現在、ロシア側が11月分の重油提供を準備している。

[朝鮮新報 2007.11.5]