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開城工業地区に総合支援センター

 開城工業地区総合支援センターの着工式が19日、現地で行われた(写真=統一ニュース)。

 来年12月の完工を目標に建設が始まった支援センター(地上15階、地下1階)は、工業地区管理委員会の庁舎や国際会議場をはじめ第2段階の事業規模を念頭に置いた各種行政、管理機関が入居する予定で、今後工業地区の中枢的役割を果たす建物になるという。

 また同日、開城工業地区管理委員会の創立3周年記念式も行われた。

 創立記念式と支援センター着工式には、北側の朱東賛・中央特区開発指導総局長、南側の金東根・開城工業地区管理委員会委員長や関係者など250人が出席した。

 朱東賛総局長は、「工業地区の新たな姿は歴史的な6.15共同宣言と『わが民族同士』の理念の正当性をあらためて示した」と述べる一方、「成功までの道のりは遠い。第1段階の建設を早く終わらせ、第2段階に進むべきだ」と強調した。

 金東根委員長も祝辞で、「今回の南北首脳会談を通じて通行、通関、通信という『3通』問題の改善に合意した。より競争力が増すだろう」と述べ、開城工業地区の今後の発展に期待感を表した。

[朝鮮新報 2007.10.26]