〈北南首脳会談〉 南朝鮮の各党、団体 「北南宣言」を歓迎 |
■大統合民主新党 10.4共同宣言を民族の名で歓迎する。共同宣言は朝鮮半島の平和定着と朝鮮民族の共同繁栄、離散家族の苦痛緩和などのための具体的合意を幅広く盛り込み、今後の南北関係が多くの分野で内実をもって発展するための実質的土台となることが期待される。とくに停戦体制終結と平和体制構築のための首脳会談推進についての合意は、朝鮮半島における平和定着に向けた歴史的出発であり、西海共同漁労水域の指定と西海平和協力特別地帯の設置など経済協力に関する合意は平和定着と共同繁栄を同時に達成しようとの画期的な合意として高く評価する。 ■民主労働党(権永吉・党大統領候補) 平和宣言の内容を全国民と共に積極的に歓迎する。今回の合意文は南北の和解と協力についての具体的な論議を盛り込み、6.15共同宣言以後、造成された和解と協力の道をより広めたものだ。なによりも軍事的衝突を防止し軍事的緊張関係の解消と共同繁栄のための論議と合意がなされたことを高く評価する。南北関係の持続的繁栄と発展のための足場を生んだ。朝鮮半島の恒久的平和体制構築のための共同の努力に政治圏とすべての社会構成員が一心になり実行していくことを願う。 ■民族和解協力汎国民協議会 軍事的緊張を緩和し朝鮮半島における恒久的な平和を定着させる方向で経済、軍事、社会文化の多くの分野で交流を拡大し、南北関係を新しい段階に進入させる合意だ。今回の首脳会談を通じ南北間の軍事的緊張が大きく緩和され南北協力の新しい道が開かれた。 ■6.15共同宣言実践南側委員会 6.15共同宣言の精神を再確認しながら南北関係発展と朝鮮半島の平和繁栄について非常に具体的で明らかな内容を盛り込んだことを評価する。南北関係で提起されてきたさまざまな問題についての共同認識と推進方向を提示したもので、6.15共同宣言の精神をより具体的に前進させた。 ■6.15共同宣言実践青年学生連帯 南北首脳の出会いは、幼い頃から歌ってきた「私たちの願いは統一」がもはや願いではない現実として近づいていることを感じさせ、統一に進むわが民族の将来を遮るものは何もないということを示した。6.15共同宣言によって切り開かれた祖国統一の水流はすでに川となり溢れ、統一祖国という大海を成すであろう。こうした民族の期待に合わせ発表された今度の共同宣言は、6.15共同宣言に基づいて6.15共同宣言の履行によって作りだされた統一局面をより広めてくれるだろう。 [朝鮮新報 2007.10.6] |