北南関係発展で意見交換

　【平壌発＝金志永記者】最高人民会議常任委員会の金永南委員長と盧武鉉大統領の会談が２日午後、万寿台議事堂で開かれた。

　金永南委員長は盧武鉉大統領と北南関係発展における一連の問題について意見を交換した。

２日午後、万寿台議事堂で開かれた金永南委員長と盧武鉉大統領の会談（撮影＝文光善記者）

　北側からは、金永南委員長、金鎰�武l民武力部長、崔泰福・最高人民会議議長、盧斗哲内閣副総理、金容三鉄道相、李景植農業相、羅東熙陸海運相、崔昌植保健相、権浩雄・内閣責任参事（閣僚級会談北側団長）、崔承哲・統一戦線部副部長が参加した。

　南側からは、盧武鉉大統領と権五奎・財政経済部長官、金雨植・科学技術部長官、李在禎・統一部長官（閣僚級会談南側首席代表）、金章洙国防部長官、任祥奎農林部長官、卞在進保健福祉部長官、金万福国家情報院院長、白鐘天青瓦台安保室長、成�Q隆青瓦台政策室長が参加した。

　金永南委員長は議事堂１階で盧武鉉大統領一行を出迎えたのちエレベーターに同乗、会場に向かった。

　会談の席上、金永南委員長が「６００里（日本の６０里）の長い道のりをよくいらっしゃいました」と長旅をねぎらうと、盧武鉉大統領は「われわれ一行を温かく、そして盛大に迎えていただいたことに感謝します」と答えた。

　双方の参席者が紹介されたのち、会談が行われた。

　会談終了後、盧武鉉大統領は万寿台議事堂内部を見て回った。大統領は訪問録に「人民の幸福が生まれる人民主権の殿堂」と書き記した。

［朝鮮新報 2007.10.6］