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〈論調〉 「海外侵略最初の目的は朝鮮」

 最近、日本の防衛省は沖縄県にある航空自衛隊の那覇基地にF15戦闘機部隊を新たに配置することにした。この措置は、日本がアジア太平洋地域で軍事的優位に立ち、自衛隊の戦闘態勢完備をいっそう推し進めて海外侵略に活用しようとする策動の一環である。

 海外侵略は日本反動層の変わらぬ野望である。彼らはこのために、すでに防衛庁を防衛省に昇格させ、自衛隊武力の現代化、機動化、長距離化を本格的に推し進めている。日本は、軍事大国化に拍車をかけて軍事列強の地位を占め、「国際平和への貢献」の美名のもと、世界の各地域で軍事的強権を振りかざそうとしている。 

 日本の海外侵略の最初の標的は朝鮮である。

 日本のすべての軍事的措置と行動は朝鮮再侵略野望の実現へと向けられており、その危険性は日増しにいっそう大きくなっている。このような妄動は、朝・日敵対関係を最悪の状態へと導いている。日本反動層の無謀な軍事大国化策動によって東北アジア地域で軍備競争と緊張状態が激化し、平和と安全が重大な脅威にさらされている。

 日本が国際社会の反対を無視し、軍国化と海外膨張の道をひた走るなら、高価な代償を支払うことになるであろう。(労働新聞15日付論評)

[朝鮮新報 2007.9.27]