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板門店で朝米軍部大佐級会談

朝鮮側 合同軍事演習非難声明通報

 朝鮮側の提議によって10日、朝米軍部大佐級会談が板門店で行われた。

 会談で朝鮮側は、米軍側が8月20日から南朝鮮で行う「ウルチ・フォーカスレンズ」合同軍事演習計画を公式発表したことについて厳重に抗議、糾弾し、これに強力に対応する朝鮮軍隊の立場を明らかにした朝鮮人民軍板門店代表部声明を米軍側に通報した。

 声明は、米軍部による合同軍事演習強行の企図には、米国が朝鮮半島の平和と安全保障には全く関心がなく、朝鮮半島の実際の非核化も、緊張緩和も、強固な平和も願わないということが示されていると指摘した。

 そして、米軍部の戦争演習計画に従って動員される交戦一方のぼう大な武力がそのまま朝鮮に襲いかかりうる緊迫した事態が生じている状況で、国の安全に責任を負った朝鮮の軍隊が手をこまぬいて無為無策のまま時が来るのを待つわけにはいかないと強調した。

 また、このような大規模戦争演習が強行される条件下で、それに対応した威力ある打撃手段を完備することに全力を尽くすとした言葉を実際の行動で積極的に推し進めていくとしながら、これが「2.13合意」履行と6者会談に及ぼす破局的な結果については、米国が全責任を負うことになる主張した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.8.17]