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金正日総書記が道、市、郡人民会議代議員選挙に参加

投票率99.82%、2万7000余人が代議員に 「人民政権の機能と役割を高める契機」

地方人民会議代議員候補者に投票する金正日総書記 [朝鮮中央通信=朝鮮通信]

 朝鮮民主主義人民共和国道(直轄市)、市(区域)、郡人民会議代議員選挙が7月29日、朝鮮各地の選挙会場でいっせいに行われた。

 金正日総書記はこの日、咸鏡南道咸州郡楸上協同農場を訪れ、道、市、郡人民会議代議員選挙に参加した。

 総書記は咸鏡南道人民会議代議員選挙のための第85号選挙区第36号分区委員長から選挙票を受け取り、道人民会議代議員候補者の咸州郡上中協同農場のチェ・スニ分組長とともに咸州郡人民会議代議員候補の咸州郡楸上協同農場のホ・クムスク管理委員長に投票した。

 投票後、代議員候補者と談話を交わした。

 朝鮮では地方主権機関選挙が4年に1度実施される。

 各級人民会議代議員選挙法によると、選挙には17歳以上の公民が参加する。

 各級人民会議の代議員数は、該当地域の人口数と比例して定まり、候補者は各地域の有権者が直接推薦、または政党、社会団体が共同あるいは単独で推薦する。

 投票は無記名秘密投票形式で行われる。

投票を終え、地方人民会議代議員候補者らと談話を交わす金正日総書記 [朝鮮中央通信=朝鮮通信]

 朝鮮中央通信が中央選挙指導委員会の選挙結果発表報道を引用して伝えたところによると、今回の選挙は外国滞在中だったり遠海で働いている人を除き、選挙者名簿に登録された全選挙者が参加した。

 朝鮮中央通信は、選挙は「各級人民会議の代議員選挙法に徹底的に準じすべての選挙区で成果的に行われた」としながら、「全選挙者の99.82%が選挙に参加し、投票に参加した選挙者の100%が全選挙区に登録された代議員候補者に賛成投票した」と伝えた。

 今回の選挙で、2万7390人の活動家と労働者、農民、知識人らが代議員に選挙された。

 今回の選挙について朝鮮中央通信は、「祖国と人民のために献身する実力家型の活動家で地方主権機関を新たに整えることで、われわれの革命水準を磐石のように固め、人民政権の機能と役割をより高めるうえで重要な契機となった」と総括した。

 一方この日、朝鮮駐在英国、チェコ、ルーマニア、スウェーデン王国の外交代表と各国のチュチェ思想研究組織代表団をはじめとする外国の人士らが平壌市第60号選挙区第134号分区、第92号選挙区第97号分区などの選挙会場を参観した。

 また、祖国を訪問している海外同胞も平壌市第140号選挙区第5号分区を参観した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.8.1]