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朝鮮各地に有名な温泉

 朝鮮には有名な温泉が多い。平安南道温泉郡にある平南温泉は、国内の温泉のなかで鉱物質含有量が一番多い。主要イオンは塩素イオン、ナトリウムイオン、カルシウムイオンである。鉱物質が希薄なラドン泉であるチョンダル温泉と鏡城温泉、金剛山温泉は黄海南道三泉郡、咸鏡北道鏡城郡、江原道高城郡にある。アルカリ性のこれらの温泉のなかで湧出量が多いのはチョンダル温泉である。咸鏡北道明川郡黄津里にある黄津温泉は、昔から七宝山の海七宝と共に有名である。温泉の温度は51.3度、水素イオン濃度(pH)は9.1、主要イオンは水素炭酸イオンとナトリウムイオンである。これらの温泉は高血圧、リューマチ性関節炎、神経痛など各種疾病治療に特効があるので、勤労者の健康増進に寄与している。

 国家の人民的施策によって各地に設けられている温泉療養所で、勤労者は無償療養治療の恩恵に浴している。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.7.4]