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朝鮮医学協会の活動

 朝鮮医学協会は、保健医療従事者向けの常設的な学術的社会組織である。同協会(1970年6月19日創立)は、国のすべての保健医療従事者の医科学技術水準を高めて保健医療の実践における諸問題を解決するうえで積極的に寄与し、国家的および国際的科学技術交流を通じて国の医科学技術を発展させることを使命としている。同協会は、朝鮮のすべての保健医療従事者を網羅している。

 記者とのインタビューで朝鮮医学協会の金仁国副委員長は、協会の傘下に60余の専門家別部門協会と常設的な各道、市、郡の地域協会が組織されているとし、次のようにのべた。

 協会は毎年、全国および道医科学技術祭典と部門別医科学討論会を催して新しい科学研究成果を全国に導入、一般化している。また、専門家養成のための科学技術講習を単位および地域別に行うようにし、優秀な講師を派遣して専門科学技術水準を高めるようにしている。協会は、他国の医学専門機関との医科学技術交流も積極的に行っている。毎年、医学発展のための国際会議に代表団を派遣しており、中国、ブルガリアなど各国の医学協会と科学技術交流を行っている。一方、鍼灸学平壌国際医科学討論会、伝統医学平壌国際医科学討論会をはじめ、国際医科学討論会を催して医科学研究成果と経験を交換している。

 1999年5月から定期的に行われている汎民族的な「国内外同胞の平壌医科学討論会」も今年の8月末に行われるが、その申請者の数は増え続けている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.7.4]