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平壌市内農場で田植え盛ん

総動員、総集中で作業を進める

 【平壌発=李相英記者】朝鮮各地の協同農場で、田植えが盛んに行われている(写真)。

 平壌市内の協同農場では5月下旬からいっせいに田植え作業に入った。農場員と各地からの支援者は一年の農作を左右する重要な営農工程の田植えを適期に終えることに全力を注いでいる。

 平壌市三石区域にある長寿院協同農場では5月20日、田植えを開始した。

 同協同農場のリ・キョンボ委員長(57)は、「4月までは農作に不利な天気が続き心配したが現在、田植えは計画通りだ。苗の生育状態も良い」と、話した。

 同農場では6月10日までにすべての田植え工程を終える計画だ。一日単位で綿密に立てられた作業計画にしたがって、農場員と支援者らは作業を行っている。

 2007年の新年3紙共同社説は今年も、農業を経済建設の重要なポイントとした。最高人民会議第11期第5回会議(4月11日)でも、農業に国家的力量を集中させて、党の農業革命方針を徹底的に貫徹することが強調された。

 リ管理委員長は「農場員全員が増産の明るい展望を持って働いている」としながら、「一粒でも多くの米を生産して、人民生活を向上させる今年の目標達成したい」と語った。 

各国大使館員が親善労働

 パン・チョン・タイ駐朝ベトナム大使と大使館員が5月24日、平安南道江西郡の朝鮮ベトナム親善・箴進協同農場で親善労働を行った。

 大使ら一行は、営農作業に励む農場員の田植えを手伝った。また、農場員とともに歌を歌い、談笑して親善の情を深めた。

 大使は、金日成主席と金正日総書記が外部勢力の侵略に反対するベトナム人民のたたかいに全面的な支持、声援を送ってくれたことに言及した。

 そして、朝鮮人民が社会主義強盛大国と国の統一のためのたたかいでいっそう大きな成果を収めることを願うと述べた。

 一行は農場に支援物資を伝達した。

 一方、朝鮮イラン親善週間に際し、フセイン・アリ・エンテジャリ駐朝イラン臨時代理大使と大使館員が5月16日、平安南道文徳郡の朝鮮イラン親善立石協同農場で親善労働を行った。

 協同農場を訪れた一行は、農場の沿革を聞いた後、当面の農作業を進めている農場員と共に温室でキュウリ畑の草取りをした。そして、学生芸術サークル員の公演を鑑賞し、農場員と語り合って親善の情を深めた。

 また、イランと朝鮮間の親善関係をいっそう強化、発展させるため努力することについて指摘した。

 一行は農場に支援物資を送った。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.6.4]