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朝鮮で全民教育事業

 朝鮮で、ユネスコの「万民のための教育」(全民教育)週間(4月23〜29日)に際し、さまざまな活動が行われている。

 朝鮮では、解放後から教育事業を国の興亡と民族の命運を左右する根本問題とし、全民教育の発展に大きな関心を向けてきた。文盲退治運動を力強く繰り広げ1949年3月に全民が文盲を完全に一掃し、1956年8月に全般的初等義務教育制が、1975年9月からは全般的11年制義務教育が完全に実施されて教育に対する権利が徹底的に保障され、すべての新しい世代が男女差別なしに各級の学校で高い水準の初等および中等一般教育を受けている。成人教育事業も力強く行われ、1980年代末には社会の全構成員が中学校卒業程度の一般知識と一つ以上の技術を身につけるようになった。

 現在、朝鮮では全民教育事業においてすでに収められた成果を強固にする一方、新世紀の要求に即して教育の質を一段と高める活動を進めている。とくに、「社会主義教育に関するテーゼ」発表30周年になる意義深い今年、教育事業において新たな転換を起こすための活動が力強く行われている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.5.11]