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太陽節 衣類、食品など全国で供給

「人民に均等に行き渡るように」

 太陽節(4.15)に際し住民供給事業が全国的に祝日前日の14日までに行われた。

 朝鮮では祝日や国家的記念日ごとに、住民に対する祝日商品供給を定期的に行っている。供給される商品価格は、国家の支援で廉価に設定されている。

 住民地区に分布している商業奉仕網では、ふだん醤油と味噌、食肉と卵を含む基礎食品と、歯みがき粉と歯ブラシ、石鹸をはじめとする1次消費物資を供給している。

 祝日期間にはそれ以外に、酒と食肉をはじめとする数十余種類の食品と、日用繊維製品を供給する。また各地の道ごとに、地方の特色に合わせて加工副食物と果物、温室野菜を供給している。

 平壌市では酒とビール、砂糖と菓子、サイダーと油、食肉と卵など数十余種類の食品と毛布、布団、ビロード、モシ、長靴をはじめとする工業製品を供給した。

 供給される商品はすべて、国内の中央軽工業工場と地方産業工場の生産製品だ。

 商業省のキム・ジョンチョル商業局長(49)は「国家的恩恵が人民に均等に行き渡るようにするのが基本だ」と語る。

 近年、軽工業工場近代化が推進され生産が正常化されながら、人民が要求する多くの人民消費物資が生産されている。とくに1次消費物資生産の専門化、近代化が促進されて、供給される製品の品質も高まったと評価されている。

 住民地区に分布している商業網では、住民供給台帳を作成して、供給で見落とされる世帯をなくし、仕事が忙しい世帯にかぎり、移動サービスも行った。

子どもにお菓子セット

 全国の子供たちに、金正日総書記からお菓子セットがプレゼントされた。

 13日、プレゼントを伝達する集会が各地で行われた。

 子供たちが受け取ったお菓子セットは、お菓子とアメ、豆入りアメ、ガム、キャラメル、ゼリー、米おこしなど数十種類の詰め合わせだ。

 このほかにも太陽節(4.15)に際し、平壌市内でさまざまなサービスが実施された。

遊技場は無料に

 太陽節当日、平壌市の遊戯場は市民の活気にあふれた。

 平壌市遊戯施設管理局リ・トゥクヒョン局長(46)によると、毎年太陽節と総書記生誕日の2月16日は、各遊戯場が国家負担により無料で利用できる。

 この日、万景台遊戯場、大城山遊戯場、文繍遊戯場、凱旋遊戯場に子どもをはじめ多くの人々が訪れた。 

伝統料理を提供

 平壌市人民奉仕指導局傘下の玉流館、平壌麺屋、清流館と蒼光奉仕管理局の食堂では、伝統料理を豊富にそろえ提供した。

 平壌冷麺専門店の牡丹閣ではこの日、平壌冷麺以外にも、肉団子麺、緑豆チヂミ、トウモロコシチヂミ、えんどう豆チヂミ、肉にこごり、テチャン炒め、牛カルビ蒸しをはじめとする伝統的民族料理を提供した。

人気は綿菓子

 平壌市内に600余台の野外売店スタンドが、新たに設置された。

 売店ではサイダー、ミネラルウォーターをはじめとする清涼飲料やアイスクリーム、焼き栗と焼きいも、綿菓子を販売している。

 市民たちに人気なのは綿菓子。奉仕員の軽やかな手さばきでどんどん大きくなる綿菓子を求め、売店は多くの人でにぎわった。

【平壌支局】

[朝鮮新報 2007.4.18]