南の青年学生から激励のメッセージ 「私たちはハナ、元気を出して」 |
日本当局の政治弾圧 総連と在日同胞のたたかいを支持
6.15共同宣言実践南側委員会の青年学生本部から、日本当局による政治弾圧の中止を求めて各地で展開されている総連と在日同胞のたたかいを支持し、激励するメッセージカード70余通が朝青中央あてに送られてきた。 メッセージを書いたのは大学生を中心とする南の青年学生。2月末から3月初めに、民主労働党の招きで南朝鮮を訪問した総連代表団(団長=総連中央・徐忠彦国際局長)に手渡された。 メッセージカードの表には、「日本政府は在日同胞に対する不当な弾圧を即時中断せよ」「在日同胞のみなさん、元気を出してください。南側の青年学生たちはみなさんのたたかいを支持します」などの文章がプリントされている。 裏にはそれぞれが心をこめて書いた激励、連帯メッセージが綴られている。内容は、「私たちはハナ(一つ)です。元気を出してください」「南の青年学生たちはいつも応援しています」「南でも民族のために熱心にたたかっている人がいます。私たちも一生懸命努力します」などだ。 また、「私たちは平穏の中でのたたかいでも弱音を吐くのに、日本で必死に生きているあなたたちのことが誇らしい」「困難に屈しない姿はすごいと思う」「異国で弾圧を受けている在日同胞のニュースを聞き、とても悔しい」という感想も書かれている。内容の一部を紹介する。 「総連に対する弾圧が報道されるたび、胸が痛みます。民族の痛みを見ているだけでは気が済まず、こうやってメッセージを書いています。元気を出し挫折せずに一生懸命たたかって、わが民族の力を見せましょう」(ハン・ヨンイ) 「理由にならない理由で同胞たちを苦しめる一部の日本人と日本政府に対する思いは、在日同胞と同じです。罪のない同胞をなぜ苦しめるのですか。日帝時代に犯した自身の罪は眼中にもなく、わが同胞を苦しめていることにあきれます。日本政府が引き続きこのようにするのなら、祖国と同胞たちはむろんのこと、全世界から指を指されることでしょう。元気を出してください。応援しています」(チュ・チウン) 「これまで、在日同胞についてまったく知らずに過ごしてきたことを後悔しています。日本政府の弾圧で傷ついた同胞のみなさんに何もすることができず、申し訳なく思います。分断国家で暮らしながらも民族に対する悩みもなく生きてきた私が、このようにペンをとり応援メッセージが書けることをありがたく思います。6.15共同宣言実践の先頭にたってきた同胞のみなさんに尊敬の念を表し、困難な状況ですがどうか耐え抜いて不当な日本政府に立ち向かいたたかってください」(チ・ヒョン) [朝鮮新報 2007.4.2] |