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〈朝・日国交正常化作業部会〉 今日からハノイで2日間 朝鮮側「原則的立場は一貫」

 【ハノイ(ベトナム)発=金志永記者】6者会談の合意(2月13日)による朝・日関係正常化のための作業部会が7日から2日間の日程で、ベトナムの首都ハノイで行われる。
朝・日間で関係正常化のための公式協議が開かれるのは1年1ヵ月ぶり。

 両国代表団は作業部会に先立って6日、現地の日本大使館で非公式協議を行った。7日から始まる本会議は、午前中に日本大使館、午後に朝鮮大使館でそれぞれ開かれる。

 朝・日関係消息筋によると、今回の会議を前にして日本側は「拉致問題」と「国交正常化」の2つの分科会を設置し、同時並行で協議を行なうことを提案した。朝鮮側はこのような分離案が全ての問題を包括的に討議、解決すべき関係正常化会議の性格に合致せず、6者会談での合意の趣旨にも背くものであると反対したという。

 日本側が関係正常化問題を討議すべき会議で、拉致問題だけに焦点を合わせ本来の議題から目をそらそうとする場合、朝鮮側の猛烈な反発にぶつかることが予想される。朝・日関係消息筋は今回の会議に臨む朝鮮代表団の立場について、「関係正常化問題に対する朝鮮側の原則的な立場は一貫している。日本側の誤った姿勢には強硬に対応するだろう」と説明している。

[朝鮮新報 2007.3.7]