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07年3紙共同社説(要旨) 「勝利の信念に満ちて先軍朝鮮の一大全盛期を開いていこう」

昨年の成果とその要因

 昨年は社会主義強盛大国の黎明が訪れた偉大な勝利の年、激動の年として飾られた。

 長久かつ苦難に満ちた朝鮮革命の年代記において2006年のように国が堂々たる強国の地位に登りつめ、民族の尊厳が力強くとどろかされた時はなかった。

 われわれが核抑止力を有することになったのは、何人も侵すことのできない不敗の国力を渇望してきたわが人民の世紀的宿願を実現した民族史的慶事であった。

 正しい戦略、戦術と卓越した指導芸術、無比の胆力と気骨をもって直面する難局を打破し、逆境を順境に変えた金正日総書記の指導は、すべての勝利と奇跡を生んだ決定的要因だった。

今年の課題と遂行方途

 07年は、先軍朝鮮の新たな繁栄の年代が開かれる偉大な変革の年である。

 われわれには偉大な指導思想と不敗の一心団結があり、先軍革命の炎のなかで築かれた強力な戦争抑止力がある。

 より高く、より速く飛躍するすべての条件が整ったこんにちの現実は、社会主義強盛大国建設の高い目標を占領するための革命的進軍をいっそう果敢に展開することを求めている。

 社会主義経済強国建設のための攻撃戦を力強く繰り広げるべきである。

 こんにちの総進軍の主要課題は、人民生活の速やかな向上に優先的な力を注ぐ一方、わが経済の現代化をめざす技術改造を推し進め、その潜在力を最大に発揮させることである。

 農業を天下の大本としてとらえ、食の問題の解決で画期的な前進をもたらすべきである。軽工業革命の炎を激しく燃えさからせて一般消費物資の生産を決定的に盛り立てるべきである。

 人民経済の4大先行部門である電力、石炭、金属、鉄道運輸部門は経済強国建設の前哨線をしっかり守るべきである。

 先軍の旗じるしを高く掲げて国防力の強化に引き続き大きな力を注ぐべきである。

統一問題と対外政策 

 昨年、自主統一運動の生命力と6.15統一時代の威容が力強く誇示された。

 今年、全同胞は「民族重視、平和守護、団結実現によって6.15統一時代を輝かしていこう!」というスローガンを高く掲げていくべきである。

 われわれは世界の平和と安全を守り、人類の自主偉業を推し進めるうえでその歴史的使命を全うし、自主、平和、親善の理念のもとに進歩的諸人民との国際的連帯を引き続き強めていくであろう。

[朝鮮新報 2007.1.12]