最高人民会議常任委員会の金永南委員長は新年、２００７年に際して１日、総聯中央常任委員会の徐萬述議長に祝電を送った。内容は次のとおり。

　私は、チュチェ革命偉業の遂行と社会主義強盛大国の建設においてより明るい展望が開かれる希望に満ちた新年、２００７年を迎えて、議長同志をはじめすべての総聯の活動家と在日同胞に熱烈な祝賀と温かい同胞愛的あいさつを送る。

　昨年、総聯は活動家と同胞の団結した力で愛国愛族運動を力強く繰り広げて在日朝鮮人の中等教育実施６０周年を同胞社会の大きな慶事として盛大に記念し、各級組織を強固に築き、新世代をはじめ各界各層の同胞大衆をいっそう多く結集して在日朝鮮人運動を代を継いで力強く前進させることのできる貴重な元手をもたらした。

　総聯の活動家と在日同胞は、歴史に類例なく悪らつかつ執ように行われた内外反動の迫害と弾圧策動から総聯組織と愛国愛族の獲得物を固く守り、同胞の民主主義的民族権利をしっかり擁護し、祖国統一をはじめ諸般の愛国課題遂行で輝かしい成果を収めた。

　主席の生誕９５周年を意義深く迎える２００７年は、先軍朝鮮の新しい富強繁栄が広がる激動的な年であり、祖国人民の進軍に歩調を合わせて総聯の愛国事業と全般的な在日朝鮮人運動をより高い段階へと強化、発展させるべき歴史的な年だ。

　新年に総聯は、社会主義祖国に対する必勝の信心と楽観を持って第２１回全体大会を愛国愛族の伝統と業績を輝かせる勝利者の大会、団結の大会として誇らしく迎え、総聯を組織的、思想的にいっそう強化し、すべての活動家が大衆のなかに入って同胞商工人と新世代との活動により大きな力を注ぎ、今年が、総聯組織の大衆的地盤をいっそう強固にし、在日朝鮮人運動を継承、発展させるうえで意義深いたたかいと偉勲の一年になるようにすべきである。

　総聯は、日本の右翼反動勢力の反朝鮮、反総聯策動を一心団結の威力で勇敢に粉砕して総聯組織を固く守り、同胞の生活と権利を擁護、固守し、わが国、わが祖国の富強繁栄と国の自主的統一を達成するための誇らしい愛国愛族偉業に積極的に寄与すべきである。

　私は、総聯と在日同胞が一つの心、一つの志で固く結集し、在日朝鮮人運動の明るい前途を開いていくための新年の愛国課題の遂行において立派な成果を収めるものと固く信じるとともに、議長同志をはじめすべての総聯の活動家と在日同胞の健康と幸福を祈願する。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2007.1.10］