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岡山初中で対外公開授業

授業と公演、DVDなど鑑賞

生徒による芸術公演

 岡山朝鮮初中級学校の対外公開授業が11月17日、同校で行われ、総連岡山県本部の邊日銖委員長と三原誠介、小田圭一両県議会議員、県教組役員、香川、鳥取の日本学校教員と近隣の日本市民ら約130人が参加した。

 この日の公開授業では、授業とともに生徒たちの日常生活や通学路での姿を編集したDVDの鑑賞と趙邦佑校長による民族教育の現状に関する報告、生徒らによる芸術公演などが行われたほか、オモニ会が準備した朝鮮料理がふるまわれた。

 香川県から参加したある日本の中学校教員は、「初めて朝鮮学校を見学した。少ない人数ながら、子どもたちがいろんなことに前向きに取り組んでいる様子がわかり、民族の誇りを大切にした教育を願う関係者の努力がうかがわれた」と述べた。

 岡山初中では、教育会理事会が設立した「学校サラン一口2000円運動」「生徒受け入れ事業推進」「学校事業体発足」「助成金、補助金拡大」「学校環境美化」の5つの部会が活発に活動を展開している。

 とくに、「学校サラン一口2000円運動」と「生徒受け入れ事業」に力を集中して具体的な活動を行っており、厳しい経済状況の中でも学校運営の正常化をはかり、来学年度により多くの新入生を受け入れることを目標に一丸となっている。 【岡山初中】

[朝鮮新報 2007.12.26]