写真上−郭莉那さん、写真下−受賞作品「海底をのぞけるメガネ」

　第２９回未来の科学の夢絵画展（主催＝社団法人発明協会、豊田章一郎会長）が開催され、東春朝鮮初級学校４年生の郭莉那さんが、在日外国人学校の部で特別賞を受賞した。

　絵画展は、次代を担う子どもたちが、未来の科学の夢を自由な発想で絵に表現することで、科学的な探究心と想像力の伸長を図ることを目的として、２９年前から開催されている（協会発送パンフレットから抜粋）。

　今年の応募数は、８０００点あった。

　郭さんの「地底をのぞけるメガネ」という作品は、このメガネをかけると、今までよくわからなかった地底の世界をのぞける。モグラやミミズ、アリたちがどのように生活しているのかがわかるというもの。

　４月２０日、東京・上野の国立科学博物館で授賞式が行なわれた。【東春初級】

［朝鮮新報 2007.5.24］