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東大阪初級 クラブ活動支援チャリティーコンサート 「春風にのせて」

コンサートは新しい形の学校を支える活動となった

 東大阪朝鮮初級学校クラブ後援会(会長=李光錫氏、役員=邊昌梧、宋哲守、李寛信、朴成根氏)の発起(同校教育会・オモニ会後援)で、クラブ後援活動をより充実させるためのチャリティコンサート「春風にのせて」が3日、布施ビブレ多目的ホールで開かれた。

 コンサートの特徴は、音大、芸大卒、現在演奏活動中の学父母が出演した点にあり、新しい形態での学校を支える活動と言える。

 出演者はいつになく個人レッスンに励み、2月に入ってからは合同練習も毎週行い、入場券の販売や協賛者への呼びかけなどこつこつと準備してきた。

 努力の甲斐あって、クラブ活動支援のために多くの学父母、同胞らが駆けつけ、174人を収容できるホールは立ち見を含めて約220人で超満員、27人の協賛により、クラブ後援活動をより充実させるための財政を確保することができた。

出演者全員で歌った「子どもたちよ、これがウリハッキョだ」

 コンサートでは、独唱「ソバンウルソリ」 (韓哲秀、伴奏・崔聖美)、ピアノ独奏「小犬のワルツ」(文陽子)、クラリネット独奏「鉄の都市の夜空に紅い雪がふる」(李光錫)、独唱 「ああ、信じられぬ」(姜錦玉)、「千の風になって」(張功、伴奏・高祥子)、ピアノ連弾「人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城より)」(文陽子、崔聖美)、アンサンブル「大長今メドレー」(李光錫、文陽子、崔聖美)、「子どもたちよ、これがウリハッキョだ」(出演者一同)などが披露された。

 コンサートが終わり、主催者でもある李光錫・クラブ後援会会長(花園分会分会長)は、「準備の関係上、昼間に行われた近畿地方同胞集会には参加できなかったが、同じ気持ちでコンサートを行った。学校を守る気持ちは集会に参加した同胞と同じだ! これからもウリハッキョを守る活動を続けていきます!」と、力強く締めくくった。

 会場からは大きな拍手がおこり出演者全員に熱いエールが送られた。【東大阪初級】

[朝鮮新報 2007.3.9]