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広島初中高と日本の市民団体 県に要請

朝鮮学校の処遇改善を

 広島朝鮮初中高級学校と日本の市民団体の代表らが10日、広島県庁を訪れ、朝鮮学校に対する処遇の改善などを求めた(写真)。9月、広島市に対して行った要請に続くもの。

 同校の李一烈校長は、広島県が同校の教育内容や教育課程に鑑みて、学校教育法が定める一条校に準ずる学校と認めるとしながらも、何ら処遇が改善されていないことを指摘。一刻も早く是正するよう求めた。

 オモニ会の金末順会長代理は、納税義務を果たしている在日同胞の子どもたちのために差別を改善してほしいと訴えた。同行した「民族教育の未来を考えるネットワーク広島」の横間洋海代表は、日本人であれ朝鮮人であれ、子どもたちは教育を受ける権利を持っているとし、在日朝鮮人の形成過程を考慮しても当然のことだと指摘した。【広島朝鮮学園教育会】

[朝鮮新報 2007.10.17]