top_rogo.gif (16396 bytes)

〈金剛山歌劇団公演会館使用問題〉 岡山の市民団体が市に申し入れ

使用不許可の撤回を

 岡山市の文化施設「岡山シンフォニーホール」が、「右翼団体の抗議が予想される」などの理由で、金剛山歌劇団岡山公演のための会場使用申請を不許可にした問題で、「とめよう戦争への道 百万人署名運動岡山県連絡会」ほか8つの市民団体、宗教団体が11日、使用不許可処分の撤回を求める申し入れ書を高谷茂男・岡山市長あてに共同で提出した。

 申し入れ書は、「周囲に迷惑をかけるような行き過ぎた抗議行動こそがとがめられるべきであるにもかかわらず、何の落ち度もない金剛山歌劇団公演の会場使用を不許可にすることは全くの筋違い」と指摘。憲法が定める「表現の自由」や地方自治法などに照らして「到底、許されない」としながら、不許可処分の撤回を求めている。

 公演の実行委員会は、不許可処分の取り消しと使用許可義務付けを求め11日、岡山地裁に提訴した。岡山公演は11月12日に行われる予定だ。

[朝鮮新報 2007.9.26]