総連京都 不当政治弾圧糾弾 ビラ配りと署名活動 |
京都府下の総連本部、支部、各団体の活動家と同胞ら約60人が1、3の両日、京都市内各所で警察当局による留学同中央と朝鮮問題研究所に対する不当な強制捜索を糾弾するビラ配りと、日本当局による総連に対する政治弾圧と在日朝鮮人に対する人権蹂躙の即時中止を求める署名活動を行った。 1日は雨に見舞われた。 参加者たちは雨に打たれながらも片手に傘を、もう一方の手に署名用紙とビラを持ちながら精力的に活動した。 署名に協力した日本人らは「昨今の朝鮮人バッシング、とくに昨年7月以降に頻発している朝鮮学校生徒への暴言暴行事件には激しい怒りを抱いている。弾圧や差別に負けずにがんばって」「日本と朝鮮の間にはさまざまな問題が横たわっているが、その根本では、日本が植民地支配について謝罪し補償するという誠実な歴史認識と行動が必要だ」などと激励した。 読売新聞社に抗議
2日には総連本部、支部、各団体の代表ら9人が読売新聞社京都総局を訪れ、「拉致」と総連を意図的に結び付けようとする悪質な記事の撤回と謝罪を求めた。 一行は「全国紙の読売新聞の不適切な記事が京都の在日朝鮮人や朝鮮学校の生徒たちの人権や安全を脅かすことになる」「報道機関とは思えない、公安警察の広報紙のような記事は、総連の関係者が工作員であるかのように読者を誤導するものだ」などと指摘し、記事の訂正などを求めた。 また、応対した読売新聞社京都総局次長に対し、抗議の内容を東京本社に正確に報告し、誠実に回答するよう促すことを求めた。 [朝鮮新報 2007.5.11] |