総連千葉支部代表ら 日赤支部に要請書 日本政府は即刻「制裁」解除を |
総連千葉支部の李英植委員長をはじめとする代表ら6人が13日、日本赤十字社千葉県支部を訪問し、「万景峰92」号の運行再開などを求める要請書を提出した(写真)。 要請書は、昨年7月から続いている日本政府による朝鮮への「制裁」措置は、在日同胞の人権と生活を著しく脅かしていると指摘。とりわけ「万景峰92」号は、「人道の船」「友好親善の架け橋」として広く認知されてきたものであり、その入港を政治的な理由で阻むことは国際赤十字の精神に背く許しがたい反人道的行為だと強調した。 また、日本政府による「制裁」措置は日本社会における朝鮮人排斥の差別感情を煽り、特に民族学校に通う幼い児童、生徒に対する迫害と暴行を誘発、助長しているとしながら、日赤千葉県支部が日本政府に対し、不当な対朝鮮「制裁」措置を即時撤回するよう、働きかけることを求めた。 総連千葉支部では、3月末までの毎週火曜日、県議会議員や市議会議員などを訪問し、要請活動を行っていく予定だ。 [朝鮮新報 2007.2.19] |