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教職同 国会前で緊急アピール

学ぶ権利、安全の保障を

 各地朝鮮学校の教員で構成する在日本朝鮮人教職員同盟のメンバーら120人による緊急アピールが26日、国会前で行われた。

 メンバーらは日本政府が独自に実施した朝鮮に対する不当な「制裁措置」により、朝鮮学校に通う児童、生徒たちの学ぶ権利が著しく侵害されているばかりでなく、身の安全までが危険にさらされていると広く訴えた。

 過去にも朝鮮半島情勢、朝・日関係が緊張するたびに、児童、生徒を標的にした事件が頻発してきたが、今回は全国的範囲で発生しており、チマ・チョゴリを着た女子生徒だけでなく入学まもない初級部1年生までもが無差別の被害にあう異常な事態だ。

 教員らは民族教育に携わる者として座視できないと、「子どもたちに対する暴言、暴行、嫌がらせをやめさせろ!」「民族教育に対する正当な権利を保障せよ!」と声を高めた(写真)。

 同じ日、各校校長、朝高委員会の学校代表らによる衆議院議員への差別撤回、民族教育権の保障を求める要請活動が展開された。

[朝鮮新報 2007.1.29]