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静岡初中でクリスマス会 こどもとオモニたちが集う

会には同胞児童たちが集い楽しいひとときを過ごした

 静岡朝鮮初中級学校の初級部低学年生と、静岡県中部支部に在住する同胞児童(0歳〜小3)とオモニたち39人の参加のもと、昨年12月16日同校で、クリスマス会が開かれた。

 今回のクリスマス会は、学校と女性同盟、若いオモニたちの会「K-kid'sクラブ」との合同企画だ。今回で3回目になるクリスマス会では、紙皿に、ツリーや星、リボンなどを飾って作る「リース作り」や、ウリマルの絵本の「読み聞かせ」をみんなで楽しんだ。

 低学年生による歓迎公演では、ハンドベルに合わせて、日本語、ウリマル、英語で歌う「きらきら星」、アクロバットをたくみに取り入れたダンスが披露された。

 会の終わりには、サンタクロースが登場し、子供たちにお菓子をプレゼントした。李善雅ちゃん(4歳)は、「リース作りと、オッパ、オンニたちのダンスが楽しかったよ」と、感想を語った。

 「K-kid'sクラブ」は、静岡初中に幼稚班がない現状下、学齢前の子どもとオモニたちが集う場を設けようと、4年前に結成された。今まで、オモニたちの悩みや、たわいない話をする「おしゃべりサロン」、子どもたちの「リトミック教室」なども開いている。「K-kid'sクラブ」の責任者、安琴姫オモニ(静岡市在住、32)は「前回のクリスマス会は、ホールを借りて行ったが、今回学校で行って、生徒たちと接することができた。子どもたちは、とても積極的だった。これからも『K-kid'sクラブ』が集まる機会をたくさん作ろうと思う。楽器作りや舞踊教室など、民族性を生かした行事ができればと思う」と語った。【静岡初中】

[朝鮮新報 2007.1.16]