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「花の命は結構長い」

 女性同盟の活動をしているので、普段からいろんな女性と出会う機会がある。老いも若きも、既婚者も未婚者も、出会う人みんなキラキラ輝いている。

 リタイアしたあと若かりし頃の夢を実現しようと奮闘する大先輩たち。子育てしながらも「一社会人」としてがんばるオンニたち、毎年新しい資格をひとつずつゲットしているオモニ、日夜新しい教育法の研究に余念がない女性教員たち、趣味がこうじて先生と呼ばれるようになったオモニたち、輝く女性を求め全国を駆け巡る女性記者たち、限りなく民族を追求していくアーティストたち。

 彼女たちと会えば会うほど、私にも何かできるのではないかと刺激を受け、心地よい興奮に浸ることができる。

 けれど、「現実」という大きな壁に何度つまずいたことだろう。いいえ、「現実」という口実に逃げていたのは、私自身であったに違いない。

 今年3年ぶりに女性同盟の「オモニ大会」が催される。私はオモニじゃないけれど、いろんな足かせがあってもがんばるオモニたちから、また新しい刺激をもらえるのではないかと期待している。

 そして次は、私が刺激を与えられる女性としてがんばる番ではないかと思う。

 昔のCMで流れていた言葉、「花の命は結構長い」。

 そう、女性がいつまでも輝いていられるよう、女性同盟の活動にいっそう奮闘しなくては。(許京美、女性同盟職員)

[朝鮮新報 2006.6.12]