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6.15共同宣言発表6周年記念民族統一大祝典が14日から17日まで南朝鮮の光州で開催される。 北南の民間、海外、そして当局代表がともに参加し、民族統一大会などの行事を通じ6.15共同宣言の意義を再確認。「わが民族同士」、自主的平和統一に向けた朝鮮民族の揺るぎない意思を誇示することになる ▼5月17日、半世紀にもわたって対立と反目を続けてきた 総連中央代表と民団中央代表が対面するという歴史的な出来事があった。その場で両団体は「総連、民団5.17共同声明」を発表。2項目目に「朝鮮総連と民団は6.15北南共同宣言を実践するための民族的運動に積極的に合流し、6.15民族統一大祝典に日本地域委員会代表団のメンバーとして参加する」ことを明記した ▼残念ながら民団中央は今回、祝典への参加を見送ったという。 総連中央は「広報室コメント」を通じて「5.17共同声明は必ずしも今年の『6.15民族統一大祝典』参加を拘束しているものではない」と指摘し、「共同声明に基づいて民団との和解を進める」との立場を明らかにした ▼「渡りに船」(日経)、「首をかしげざるをえない」(産経)と「5共同声明」をひぼう中傷してきた日本の一部マスコミは民団不参加の事実を受けて、在日同胞間に不協和音を起こし和解と和合への動きに楔を打ち込もうと躍起だ ▼「光州祝典」を成功させ、「5.17共同声明」を各地で一歩一歩実践していくこと、それがこうした誹謗、中傷攻撃を跳ね返し、6.15共同宣言実現という時代的使命を果たしていく道だと思う。(彦) [朝鮮新報 2006.6.10] |