空から降る雪は オモニからの手紙 募る思いは限りなく アッパのこと ヌナのこと 涙の消息 ずっとずっと 降り続く
冬の夜に降る雪は オモニからの便り 一人寝の窓から しんしんと ぐっすり寝たか 大きくなったか 尋ねる声に 眠れず外を覗けば 涙がこぼれる
1920年代児童文学集(1)
パン・ジョンファン
(訳、李芳世=詩人)
[朝鮮新報 2006.12.12]