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誉められるとやっぱりうれしい

千葉ハングル書芸サークル 卓正淑さん

 11月24〜26日にかけて船橋市民ギャラリー(千葉県船橋市)で行われたハングル書道展覧会「八仙女の初舞台」に出品した8人のメンバーのうち最高齢。現在81歳だ。

 書道をはじめたのは5年前。「幼い頃学校に通えなかったので、自信がなかった。だから初めはいまさら習おうとは思わなかった」。しかし、「できなくてもいいから一度一緒にやってみよう」という周囲の強い誘いを受け、教室の門を叩いた。

 「うまくないけれど、習うのは本当に楽しい。どんどん意欲が湧いてくる」と並外れた集中力で筆を持つ。

 展覧会の作品には、自作の詩を書いたものもあった。

 「ウリハッキョ(私たちの学校)」という作品の前で、「ウリハッキョに通う子どもたちを見ると、自然と元気がでる」と説明する。そして、「どんなに年をとっても誉められるとやっぱりうれしい」と話す。

[朝鮮新報 2006.12.5]