サッカーの楽しさウリハッキョに |
C級ライセンスを取得した 金成哲さん 日本サッカー協会指導者ライセンスのC級を2年前に取得。朝鮮大学校を卒業後、会社に勤めながら月に1、2回、母校の群馬朝鮮初中級学校初級部サッカー部の先生と共に指導にあたっている。24歳。 東京で仕事があった時には、土日を利用して東京第2初級で練習を見ながら指導や生徒たちとの触れ合いを楽しんでいる。「ライセンスを生かすために現場で多くのことを学びたかった」。 群馬初中時代はサッカー部に所属したがレギュラーではなかった。茨城朝高では医者に止められサッカー部には入れなかった。それでも「サッカーがめちゃくちゃ好きだった」。 何らからの形でサッカーに携わりたくて、指導者の道へと足を踏み入れた。サッカーを指導できるならどこでもいいと思っていたが、「やっぱりウリハッキョがいい。サッカーの楽しさを覚えて、在日社会とのつながりをしっかり持ってくれれば」と願う。 [朝鮮新報 2006.9.30] |