「いろんな人にトス上げたい」 |
東海地区オモニバレー協会会長 鄭仙玉さん 東海地区オモニバレーボール協会会長の鄭仙玉さん(69)は、今も現役選手。5月に北海道で開催された第19回在日朝鮮オモニ中央バレーボール大会にも出場した。過去には支部のオモニバレーチームを率いて3位に輝いた実績も持つ。 鄭さんは愛知県知立市で衛生事業関連の会社を経営している。会社ではスポーツ大会をひんぱんに開催し、社員や地域市民との交流にも積極的だ。女性同盟やオモニたちともバレーを通じて知り合った。朝鮮の合併事業先の従業員とバレー交流を行ったこともある。 鄭さんはバレーボールを通じて「地域とオモニたちとのつながりをはかってきた」。30歳のときに再開したバレーボールが、今では仕事や人生ではなくてはならないものとなった。 「いろんな人にトスを上げたい」と語る鄭さん。「可能性の続くかぎり生涯現役の選手でいたい」と笑顔。 [朝鮮新報 2006.6.28] |