日本画で「オモニ」を描く |
「パラムピッ」に出品 金正愛さん 「仙女ときこり」(岩崎書店)、「ぼくはぼうけんいちねんせい」「あそぼうよ」「フンブとノルブ」(朝鮮青年社)の絵本作者として知られる。 東京朝鮮中高級学校卒業後、学友書房で働きながら児童画を描き続けた。 「幼いときから絵が好きで、身近な人たちを描いていた」 学生の頃、好んで描いた妹、オモニ、ハルモニなどの対象は今でも変わらない。 29歳のときに初めて個展を開催した。その後、「日本童画展」にも出品し、入選した。そこで入賞者の日本画の作品に強く惹きつけられ、武蔵野美術学園で日本画の勉強に励むことに。以後、グループ展では日本画の作品を出品している。 来月18日から東京・大崎のO美術館で開催される在日朝鮮人女流美術展「パラムピッ」に出品する。作品は、済州島から渡ってきたオモニと故郷の風景を日本画で表現した作品を出品する。 [朝鮮新報 2006.1.25] |