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〈論調〉 対キューバ制裁解除国連決議を支持

 最近、第61回国連総会で、キューバに対する米国の経済、商業、財政封鎖の解除を求める決議が賛成183票という圧倒的多数で採択された。

 これは、キューバに対する国際的連帯の表れであり、米国の対キューバ制裁措置がまたもやその不当性と強盗性により、世界の厳正な判決を受けたものである。

 1959年1月、キューバでバティスタ親米独裁政権が崩壊し、革命が勝利すると、米国は62年から反キューバ経済封鎖政策を実施した。

 国際関係において、治外法権的で一方的な不当な措置を適用するのは絶対に許されない。

 米国の長期間にわたる反キューバ制裁、封鎖策動は明らかに、キューバに対する孤立と窒息、キューバの社会主義制度転覆を狙った一種の経済、政治戦争、圧殺戦争であり、国際法と国連憲章に対する乱暴な侵害である。

 このため、キューバに反対する米国の制裁、封鎖政策は国際的な非難と糾弾を受けた。

 これまで再三にわたってキューバに対する米国の卑劣な制裁に反対する国連決議が採択されたのは、その明白な実証である。

 キューバ人民は、国際的支持のもとに社会主義の原則を守り、米国の反キューバ制裁、孤立、圧殺策動をその都度粉砕しながら、革命と建設を推し進めている。

 今回の国連決議採択は、キューバ革命の正当性と、それに対する国際的支援を再度はっきり示したものである。

 朝鮮人民は米国の対キューバ制裁解除を求める国連決議採択を積極的に支持、歓迎し、米帝の悪らつな孤立、圧殺策動にも屈することなく血潮を流して勝ち取った革命の獲得物と社会主義を最後まで守り抜くためにたたかうキューバ人民に固い連帯を送っている。(労働新聞15日付論評)

[朝鮮新報 2006.11.24]